殴られる男(1956年)
旧ブログで14回に渡って紹介したこのシリーズも今回でおしまい。
私も何気なくTSUTAYAで借りたのですが、これがボギーの遺作とは知りませんでした。
要約すると、「ボクシングはやらせ」「ファイトマネーは恐ろしいぐらいにピンハネされる」という内容です。
よくこんなのが世に出せたよなぁ、と思ってしまう映画です。
今は落ちぶれた記者エディが、マフィアのボスから八百長ボクシングの儲け話に乗っかかり、足を踏み入れるのですが、あまりの酷い現状に嫌気がさし、自分のギャラをボクサーに渡してこの世界から足を洗う、というストーリーです。
ボギーはハードボイルドでもあり、優しい一面もあり、不思議な感じですね。
以上、全15回に渡ってご紹介した「ボギー映画紹介」はおしまいです。
♪ボギー、ボギー、あんたの時代はよかった~
次元大介もボギーファンでしたが、私もボギーファンです。そんな私が独断と偏見でコラムを書いてみましたが、いかがだったでしょうか。
最後に、ボギーの名セリフでお別れしましょう。
君の瞳に乾杯!